- 投資に興味はあるけど、投資ってお金持ちがするものじゃないの?
- 芸能人とかが投資詐欺にあったりしていて、なんだか怖い…。
投資を始める前には誰でも不安を抱きますよね。
2024年から「新しいNISA(新NISA)」が始まることもあり、投資ブームになってきています。でも、いままで投資と縁のなかった人からすると、やはり投資といえば怖いイメージ。
この記事では、投資初心者の5ヶ月目の投資実績を紹介します。当記事を読めば、初心者が買うべきファンドとその値動きについて知ることができ、投資に対する不安がなくなります。
この記事を書いた人
- 40代、普通の主婦、会社員(育休中)
- 夫、こども2人(1歳・4歳)
- 貯金派(貯金額800万円)→投資の勉強→投資開始
私はもともと貯金派でしたが、経済学者の山崎 元さんの著書やファイナンシャル・ジャーナリストの竹川 美奈子さんの著書で事前に投資の勉強をし、リベ大 両学長の著書『お金の大学』を読んで、ようやく2022年12月に投資を始めた超初心者です。
投資について学び、伝統的な怖くない投資を始めました!
>>経済学者の山崎 元さんや、ファイナンシャル・ジャーナリストの竹川 美奈子さんについては、投資を始める前に読むなら、この3人の本【おすすめ著者紹介】で述べています。
>>『お金の大学』の内容については、リベ大両学長『お金の大学』は実践力抜群でおすすめです【この本を読んで私は投資とブログを始めました】の記事をお読みください。
>>投資を始めた理由については、貯金派の主婦が育休中に投資を始めた理由【本気でお金を増やしたい】の記事で詳しく述べています。
- この記事でわかること
- つみたてNISAを始めて5か月での残高(増減)やリターンが知りたい
- ジュニアNISAを始めて5か月での残高(増減)やリターンが知りたい
投資初心者のリアルな感想が聞きたい
つみたてNISA:開始5カ月のリターンは約8%
投資を始めるならネット証券の方が手数料が安く済むのでおススメです。SBI証券と楽天証券が有名ですが、楽天カードを保有する楽天ユーザーだったため、楽天証券に口座を開設しつみたてNISAを始めました。
つみたてNISAでは年間40万円の満額を積み立てるため、毎月1日に33,333円を積立設定しています。
投資先は、「国際分散」「長期保有」「ほったらかし投資」を目的にeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)(以下「オルカン」)のみとしています。
>>詳しい投資方針については、【投資】投資方針を明文化しよう~投資への不安を減らす方法~の記事をご覧ください。
投資銘柄等は以下のとおりです。(月末時点)
ファンド | 入金 | 元本 | 評価額 | 評価損益 | リターン |
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) | 0 | 15,000 | 16,648 | +1,648 | +10.98% |
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー) | 33,333 | 184,998 | 199,179 | +14,181 | +7.66% |
合計 | 33,333 | 199,998 | 215,827 | +15,829 | +7.91% |
トータルで見ると、元本199,998円に対し、増減(評価損益)は+15,829円でリターンは+7.9%でした!
外国株式の平均リターンは5~7%程度ですので、良い結果と言えますね。このまま好調で続いて欲しいものです。
同じ金額で積み立てているため、株価が値上がりする好調が続くと、購入できる口数は減ってしまいます。
株価上昇時には評価損益はプラスになるけど、購入するときは下落していた方がたくさん買えて長期的に見ればリターンが大きくなる可能性が高いです。
株価の揺れ幅は常に気になってしまい、株価上がれば「やったぁ~。プラスだ!」。株価が下がれば「しまった、減っちゃった…」と心がざわついてしまいます。
投資は感情と切り離して、冷静に淡々と進めていくことが大事ですので、積立設定だけしてそのまま放置する「ほったらかし投資」がおススメです。
色々と考えだすと迷いや不安が生じるので、投資方針に沿って淡々と毎月積み立てていきましょう。
>>詳しい投資方針については、【投資】投資方針を明文化しよう~投資への不安を減らす方法~の記事をご覧ください。
ジュニアNISA:開始5カ月のリターンは約8%
ジュニアNISAは2023年までの制度ですが、たった1年でもやるメリットがあると考え、こども2人分を積立設定で積み立てています。
投資先は、同じくオルカンのみです。
ただ、同じ日の設定だと値動きが同じでつまらないので、長女は13日積立設定、長男は26日積立設定で値動きの上下を見ています。
ファンド | 入金 | 元本 | 評価額 | 評価損益 | リタ―ン | |
長女 | eMAXIS Slim 全世界株式 | 55,000 | 470,000 | 507,599 | +37,599 | +7.99% |
長男 | eMAXIS Slim 全世界株式 | 0 | 415,000 | 451,576 | +36,576 | +8.81% |
長女は、元本470,000円に対し、増減(評価損益)は+37,599円でリターンは約8%でした!
長男は積立設定日の26日と29日がファンドがお休みだったため、5月分買付が出来ませんでした。(正確には、6月1日に5月分を買付しました)
4月と元本同じなので、1ヶ月間寝かしていただけで431,665円⇒451,576円と2万円近く増えたのは驚きです。
オルカンは寝かせるだけでもお金が増える
投資の世界では、経済が発展すれば株価も上昇するという考え方です。
今日よりも明日、明日よりも3日後、3日後よりも1か月後…
というように成長が期待できるファンドを保有すれば、評価額が上がり価値が上がる(お金が増える)ことになります。
オルカンは、全世界に投資しているため長期的にみると成長が期待できるファンドです。保有してお金を寝かせるだけでもお金を増やすことができると考えられます。
オルカンってどんな投資信託なの?
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスをベンチマークとする全世界の先進国23カ国と新興国24カ国の大型中型株の約2800の銘柄を網羅した投資信託。
「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2022」で第1位を獲得!(4年連続1位)
「オルカン」は人気の投資信託だけあって、とてもおすすめの銘柄です!
夫婦で投資への意識が違った【元本を1円たりとも減らしたくない夫】
12月に投資を始めて5カ月間。
今までは、現行NISAで投資を練習し、感覚をつかむことが目的でしたが、2024年から始まる新NISAに向け、投資を本格的にやりたい(投資額を増やしていきたい)ことを夫に伝えました。
その時の一言…。
投資は元本保証がないから、リスクあるよね…。
そうです。夫は「元本を1円も減らしたくない人=適正なリスクを取れない人」だったのです。
投資をやりたくない人の対処法【無理やりやらせることは不可能】
私より10歳年上で、心配性な夫は投資への不安があるようでした。
経済学者の山崎元さんは、『リスク許容度は人によって異なり、1円たりとも減らしたくないと思っている人に無理やりやらせることは不可能』と述べています。
投資をやるかどうかは本人の自由です。これは、たとえ夫婦でも同じですよね。
王道のインデックス投資で外国式株式を15年以上の長期で保有するなら、マイナスにはならないことが過去のデータから証明されているよ。
投資への理解が足りなくて踏み出せないのなら、もったいないことだと感じているのが正直なところです。
投資をやりたくない人に対しても、正しい知識を一緒に学ぼう、と誘うことはできるので、リベ大のYOU TUBE を勧めてみることも1つの対処法と言えます。
第三者の意見として客観的に投資を理解してもらえるのでは、と期待しています。
お金の勉強は大事
夫に投資の勉強を誘うだけでなく、自分でもお金の勉強をするのは大事だと感じています。
漫画でもわかりやすいと口コミのよかった『漫画 バビロン大富豪の教え』を購入し、お金に愛される法則について学びました。
リベ大の両学長の著書『お金の大学』と同じような内容もありましたが、まずは自分の生活を見直し、取り入れていきたいと思います。
>>リベ大両学長『お金の大学』は実践力抜群でおすすめです【この本を読んで私は投資とブログを始めました】
お金に愛される法則:バビロン大富豪の教えより
今から実践できる、お金に愛される法則がとても参考になります。
- 収入の1/10を貯金せよ
- 欲望に優先順位をつけよ
- 貯めた金を働かせよ
- 危険や天敵から金を堅守せよ
- より良きところに住め
- 今日から未来の生活に備えよ
- 自分こそ最大の資本にせよ
「100年読み継がれるお金の名著」と言われるだけあり、お金についての原理を漫画でわかりやすく学べるのでおススメです。
まだ読んでない方は、ぜひ!中古でも大丈夫ならお得に購入できますよ。
まとめ:投資は適正なリスクを取れるかが肝
- 投資は、各自のリスク許容度の範囲内で行うこと
- 投資は、余剰資金で行うこと
投資を始める際に、どこを見ても、この2つのことは書いてありました。投資を始めてまだ5カ月ですが、ようやくその意味がわかってきました。
お金を増やしたい(リターンが欲しい)なら、適正なリスクをとる必要があるからです。
このことを肝に銘じて、さらに勉強を進めていきたいと思います。
>>投資の勉強については、投資を始める前に読むなら、この3人の本【おすすめ著者紹介】へ。