- 育休中は収入が減るから、生活が心配…。
- 兄弟を作ってあげたいけど、もう1人は厳しいかな…。
- お金を増やしたいけど、どうしたらいいのかわからない。
投資経済的な理由で、「習い事をさせてあげられない」「家族との時間を増やしたいのに、仕事がやめられない」「兄弟を作ってあげたいけど、もう1人は厳しいかな…」など、制限を感じることはないですか。育休中は、収入が減るのに子ども関連の出費が増えるので、お金についてきちんと見直す絶好のチャンスです。
この記事では、育休中に投資を始めた筆者の体験談をもとにお金を増やすのに投資が必要な理由と始めるまで考え方をご紹介します。この記事を読めば、お金を増やすために投資を始めてみようと行動を起こすきっかけにすることができます。
この記事を書いた人
- 40代、普通の主婦、会社員(育休中)
- 夫、こども2人(1歳・4歳)
- 貯金派(貯金額800万円)→投資の勉強→投資開始
私はもともと貯金派でしたが、経済学者の山崎 元さんの著書やファイナンシャル・ジャーナリストの竹川 美奈子さんの著書で事前に投資の勉強をし、リベ大 両学長の著書『お金の大学』を読んで、ようやく2022年12月に投資を始めた超初心者です。
出産するまでは、赤ちゃんのことしか考えてなかったけど、生まれたらこれからの生活のことを考え出したよ。
2024年からは新NISAが開始されるし、一部の人だけでなく一般的にも投資が浸透しつつある昨今。お金の不安があるのなら、投資を始めることも1つの選択肢です。
- この記事でわかること
- □投資をしないとお金が増えない理由
□投資への不安が何なのか
□投資を始める前にすること
貯金派の主婦が育休中に投資を始めた理由
それは、単純にお金を増やしたいと本気で思ったからです。
共働きをしていますが、2022年に第二子出産に伴い育休を取得し、収入が半減。
生活が苦しくなるようなレベルではないですが、このままではお金は増えないと感じていました。
その反面、子どもができると、「自然環境の良い地方で子育てをしたい」「良い教育を受けさせたい」といった願望が出てきてしまっていました。
私たちは高齢夫婦であり、定年を迎える時に子どもたちはまだ学生です。
子供たちに迷惑をかけられない、自分たちの老後の資金ぐらいはきちんと準備したうえで、子どもたちにもお金をかけて育てていきたい。
そのためには、お金を増やしたい!!!!
今までは、収入>支出を守り、余った分は貯金に回していました。
でも、共働きしていてもこのままではお金は増えない、ということにようやく気付きました。
投資をしないとお金が増えない理由6選
投資をしないとお金が増えない理由は以下のとおりです。
- 給料が上がらない
- 税金が上がっている
- 社会保険料が上がっている
- インフレ(物価高)で生活費が上がっている
- 貯金の利率が定期10年でも0.001%しかない
- 将来受け取れる年金額が減る
給料が上がらない
ここ30年間、日本の給料は上がっていません。
他の国と比べてみると、その差は顕著ですよね。
出典:厚生労働省ホームページ
税金が上がっている
日本における具体的な増税の例をいくつか挙げます。
- 消費税の引き上げ
- 所得税の改定
- 不動産税の見直し
- たばこ税の引き上げ
- 自動車関連税の改定
消費税の引き上げ
2014年に消費税が5%から8%へ引き上げられ、2019年には10%へとさらに引き上げられました。
消費税の増税は財政赤字の解消や社会保障費の確保を目的としています。
消費税は、家計へ影響が大きいですよね。
所得税の改定
高所得者に対する所得税率の引き上げが行われています。
特に、高額所得者や法人に対する税率の引き上げが行われています。
不動産税の見直し
不動産の評価基準や税率の見直しが行われ、不動産所有者の課税負担が増えるケースがあります。
特に、高額な不動産に対する課税が強化されています。
たばこ税の引き上げ
たばこ税の引き上げが行われ、喫煙者に対する課税負担が増えています。
これは健康増進を促す一環として行われています。
自動車関連税の改定
自動車の購入税や自動車重量税など、自動車に関連する税金の引き上げや見直しが行われています。
環境への負荷削減や公共交通の推進を目的としています。
気づかないところで、どんどん税金が上がっているのね…。
社会保険料が上がっている
日本で社会保険料が上がってきている主な理由は、以下のような要素が挙げられます。
- 高齢化社会
- 健康保険制度改革
- 労働者不足と雇用保険
- 年金制度改革
高齢化社会
日本の人口構成は高齢化が進んでおり、高齢者の医療や介護などの社会保障費用が増加しています。これにより、社会保険料の需要が増え、負担が増大しています。
健康保険制度改革
健康保険制度の改革により、医療費の増加を抑えるために保険料の引き上げが行われています。医療技術の進歩や高度な医療機器の普及に伴い、医療費は増加の一途をたどっています。
労働者不足と雇用保険
日本では労働力不足が深刻化しており、雇用保険制度の維持に必要な保険料が上昇しています。雇用保険の財政赤字を補填するため、保険料の引き上げが行われています。
年金制度改革
年金制度の持続可能性を確保するため、年金保険料の引き上げが行われています。高齢化に伴う年金給付費の増加を賄うため、社会保険料が増加しています。
社会保険料って会社が負担してくれているの増額を実感しにくいですが、給与明細をきちんとかくにんする習慣をつけたいです。
インフレ(物価高)で生活費が上がっている
物価が高くなってきているのは、普段の生活でも実感しますよね。
今まで100円で買えていたジュースがいつの間にか150円になっていたり、
電気代が5万円近くかかって驚いたり。
生活費が上がっているので、お金を増やすための余力が無くなってしまいます。
貯金の利率が定期10年でも0.01%しかない
昨今の低金利政策により、利率0.001%のメガバンクに預けていてもお金は増えません。
ゆうちょの定期預金でも10年で0.01%しかつきませんでした。100万円を10年間預けて、たった100円の利息です。しかも、さらにここから税金が引かれてしまいます…。
貯金ではお金を増やすことができないのが現実です。
将来の年金の受け取り額が減る
将来の年金の受け取り額が減少するのは確実です。
これは、日本の年金制度が「賦課方式」で運営されていることが理由です。現役世代が納めている保険料を、今の年金受給者への支払いにあてるため、少子高齢化により現役世代が減少してしまうと納めてもらえる保険料が減ってしまうのです。
投資への不安3選
投資を始める前に抱いていた、投資への不安は次の3つです。
- 投資はデイトレーダーのイメージだった
- 勉強不足で投資の仕組みを知らなかった
- 早くお金を増やしたく、年率のよい怪しい商品ばかり見ていた
投資はデイトレーダーのイメージだった
投資は、株価のチャートと睨めっこしながら、株価が下がったら買い、株価が上がったら買うを繰り返すデイトレーダーのイメージでした。
常に株価をチェックし、「上がった下がった」「損した儲けた」を四六時中考えているものだと思ってました。
でも、今ならはっきりわかります。
これは、投資ではなく「投機」。
ギャンブルのようなものですね。
投資は、目の前の結果に一喜一憂せずに長期運用して、ゆっくりお金持ちになるための手段の1つです。
勉強不足で投資の仕組みを知らなかった
親が貯金世代だったため、お金を貯めるには貯金をするのが当たり前でした。
「投資=怖いもの」として育ってきました。
今でさえ、金融リテラシーという話題になりますが、一昔前はこれが一般的だったと思います。
「投資=怖いもの」というイメージだったため、近づいてはいけないという印象で、知ることすらしないので、ますますわからずもっと怖くなる。
そんな負のループに陥っていました。
きちんと勉強して正しい知識を身に付けることは大事ですね!
勉強せずに知らないから怖いからやらない、というのは機会損失でもったいない話です。
早くお金を増やしたく、年率のよい怪しい商品ばかり見ていた
「お金を増やしたい!」と本気で思えば思うほど、目につくのが年率リターンの高い商品でした。
1年で年率50%!!1年で1.5倍になるなんてすごい!!
というように、勉強不足がゆえに今なら怪しいと判断できる商品に心惹かれてしまいます。
そうすると、「投資=怪しい=やっぱり怖い」と再び負のループへ…。
投資の勉強をしてみると、インデックスファンドの全世界株式で年率4~7%が平均的な期待値というのがわかるようになります。
これを知っているだけで、怪しいぼったくり商品に気付けるようになりますよ。
投資を始めるには、まずは勉強しよう
投資を始める前に、次の3つのポイントについて勉強することが大事です。理解することで不安を減らせるからです。
- 投資の仕組みを理解する
- 自分が取れるリスク許容度を把握する
- ゆっくりお金持ちになる心構えをする
投資の仕組みを理解する
投資とは、どんな仕組みになっているのか。
お金がどのように流れているのか。
資本主義社会とはどんなものなのか。
勉強すると社会の仕組みが見えてきますし、投資家の位置づけを理解できます。
投資を始める前に本で勉強したい方向けに、おすすめの著者を以下の記事で解説しているので、よかったらご覧ください。
>>投資を始める前に読むなら、この3人の本【おすすめ著者紹介】
自分が取れるリスク許容度を把握する
人によってリスク許容度は違います。
「絶対に1円も損したくない!」
という人もいれば、
「100万円くらいなら、最悪なくなっても、次のボーナスで取り戻せるから平気。」
という人もいます。
自分自身がいくらまでなら失っても受け入れられるのか(リスク許容度)をきちんと把握することが大事です。
ゆっくりお金持ちになる心構えをする
投資の神様ウォーレン・バフェットは、
【ゆっくりお金持ちになりなさい】
という名言を残しています。
すぐにお金を増やそうとすると必ず失敗するので、
ゆっくりじっくり時間をかけてお金を増やしていくこと(長期運用)が大事です。
一歩踏み出す勇気(行動力)が大事
投資を始める理由ってハッキリしています。
適正なリスクをとって、長期的に資産を増やしたいかどうか。
あとは、最初の一歩を踏み出すかどうかです。
確かに、未知の世界に足を踏み入れるのは怖いですが、途中でやめることもできます。
育休中に投資を始めても何の問題もありません。
最初は少額で初めて様子を見ることもできます。
行動しなければ、未来は何も変わらないし変えられない。
背中を押してほしい方は、ぜひリベ大両学長の『お金の大学』をお読みくださいね。小さな一歩が大きな未来を手に入れられるきっかけになると確信でき、行動に移すことができると思います。
こちらの記事で本の紹介をしています。
>>リベ大両学長『お金の大学』は実践力抜群でおすすめです【この本を読んで私は投資とブログを始めました】